ノート:LQG 3
Maxwell方程式は、 の単位系で
の添え字を見ると、第1式と第2式、第3式と第4式はそれぞれ一つの式の場合分けであることが分かる。すなわち、反対称テンソル を、 となるように定めれば、前半の2式は
例えば、電場を持ち、磁場を持たない静止電荷の系を考える。ここで我々が、その電荷が動いて見える座標系に移るならば、Lorentz力による磁場が発生する。これは、場のテンソルにLorentz変換 を施せば求めることが出来る。ここに、Maxwell方程式
静電ポテンシャル とベクトルポテンシャル は
この定義を見れば分かるように、電磁場はゲージ変換 ( は時空座標の任意関数)で一定に保たれる。