物理

電磁気学18 Diracのデルタ関数

前回は において、n次元で とくに大抵の人間が棲んでいる3次元空間では、 \begin{align} \Delta \left( \frac{1}{r} \right) = 0 \end{align} を示した。今回なにがやりたいかというと、これの0を含むやつであります。 その前に、どういう意図でこの という…

電磁気学17 1/rのラプラシアン

さて、ラプラス方程式は という形の方程式だった。はスカラー場なので、遍くラプラシアンが0になるようなスカラー場を求める方程式である。いかにラプラシアンといえども所詮は2階微分、高校の増減表でやったように下に凸なら正になって、上に凸なら負になる…